白斑(尋常性白斑)|板橋区の皮膚科なら西台クローバー|クリニック|高島平|シミ取り 白斑(尋常性白斑)|板橋区の皮膚科なら西台クローバー|クリニック|高島平|シミ取り

一般皮膚科 dermatology

白斑(尋常性白斑)

白斑(尋常性白斑)について

尋常性白斑は皮膚のメラノサイト(色素細胞)がなんらかの原因で減少、消退することにより皮膚の色が白く抜けていく病気です。

CONSULTATION

このような場合はご相談ください

  • 皮膚に白い斑点が現れた
  • 斑点が徐々に広がっている
  • 家族に白斑の既往歴がある
  • 日焼けすると斑点部分が強く目立つ

白斑(尋常性白斑)の症状

白斑(尋常性白斑)症状

尋常性白斑は皮膚の色をつくる色素細胞が減少してしまったりすることにより、皮膚の色が白く抜けていきます。一般的に1cmほどの白斑が2.3個できて、その後症状が進まなくなる「限局型」、その後白斑が大きくなり数が増える「分節型」「汎発型」があります。ある特定の神経の支配領域(分節)に沿って白斑があらわれるのが「分節型」、神経の支配領域と関係なく症状が表れるのが「非分節型」と分類されます。

白斑(尋常性白斑)の原因

原因①:自己免疫異常

白斑の主な原因は自己免疫異常で、体の免疫システムが誤ってメラノサイトを攻撃して破壊します。

原因②:遺伝的要因

家族に白斑を患った人がいる場合、その遺伝的要因が関与している可能性があります。

原因③:環境要因

強い紫外線や化学物質への曝露が引き金となって白斑を発症することがあります。

原因④:神経学的要因

神経系の異常がメラノサイトに影響を与え、色素を失わせることがあります。

原因⑤:その他の疾患

甲状腺疾患、膠原病などの他の自己免疫疾患、貧血、糖尿などと関連して白斑が発症することもあります。

日常の注意点

注意点①:日光対策

白斑部分は日光に対して非常に敏感なため、外出時には必ず日焼け止めを使用し、適切な防護服を着用することが重要です。

注意点②:適切なスキンケア

保湿をしっかり行い、皮膚を乾燥から守ることが大切です。また、刺激の少ないスキンケア製品を選びましょう。

注意点③:バランスの取れた食事

栄養バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンやミネラルを十分に摂取することが重要です。

注意点④:ストレス管理

ストレスは白斑の症状を悪化させることがあるため、リラクゼーションや適度な運動を取り入れてストレスを管理することが推奨されます。

注意点⑤:定期的な医師の診察

定期的に皮膚科専門医の診察を受け、症状の進行や治療の効果を確認することが重要です。

白斑(尋常性白斑)の治療方法

治療方法①:ステロイド外用薬

白斑の初期治療として、ステロイド外用薬が使用されることがあります。これにより、炎症を抑え、メラノサイトの破壊を防ぎます。

治療方法②:タクロリムス軟膏

ステロイドに代わる治療として、タクロリムス軟膏が使用されることがあります。副作用が少ないため、長期間の使用が可能です。

見出し③:活性型ビタミンD3外用薬 

単独では効果が弱いが、NBUVB療法やエキシマライト療法と併用することは行うことを考慮する。

治療方法④:光線療法

NBUVBやエキシマライトを用いた光線療法は、免疫反応を抑えメラニンの生成を促進し、色素を戻す効果があります。当院ではナローバンドUBV(JTRAC)エキシマライト治療器(セラビーUV308miniLED)を導入しています。

見出し⑤:外科的治療

重度の白斑には、皮膚移植やメラノサイト移植などの外科的治療が考慮されることがあります。

治療方法⑥:最新の治療法

最近では、免疫調節剤や幹細胞治療などの新しい治療法が研究されています。これらの治療法は将来的に有望視されています。

よくあるご質問

Q

Q: 白斑は遺伝しますか?

A: 白斑には遺伝的な要因があるとされていますが、全てのケースで遺伝するわけではありません。

Q

Q: 白斑は治りますか?

A: 完全に治すことは難しい場合もありますが、治療によって症状の改善や進行の抑制が可能です。

Q

Q: 白斑は他の人にうつりますか?

A: 白斑は感染症ではないため、他の人にうつることはありません。

Q

Q: 治療はどれくらいの期間が必要ですか?

A: 治療期間は個人差がありますが、数ヶ月から数年かかることもあります。